

担当の業務内容は?
ロッド製造課でダイワのロッド(釣り竿)の生産計画を立て、その材料発注を担っています。月間の生産数を決めるタイミングで販売計画に基づく製造部門への発注数を確認し、日ごとの生産計画へと展開します。それに伴った必要な材料を計算し発注するという並行した業務もあります。生産現場の進捗を常にチェックしながらイレギュラーが生じた場合には微調整することも業務の一部です。
入社の決め手はモノづくりの奥深さ
私は高等専門学校で学んでいました。いよいよ進路を決定する際、学校から釣具のダイワの製造販売を主要事業とするグローブライド社への求人票があったんです。小学生の頃から釣りが好きだったこともあり、迷うことなく応募することを決めました。就職する前、実はグローブライドの釣具工場を見学する機会がありました。私自身の頭の中では「ベルトコンベアに組立中の釣具が乗って、流れるように半自動で組立作業をしているのかなぁ…」と想像していたのですが、その様子は全く違い、正直驚きました。工程ごとに異なる作業がなされ、工場で働く方々お一人おひとりが職人のように緻密な作業をされていたのです。その様子を見て、改めてモノづくりの奥深さを感じました。高等専門学校ではシステムの設計や開発について学んでいたので、入社後はその知識を活かし会社の成長に貢献できるだろうイメージを抱いていたこともあり、製造部配属を希望しました。


肌感を共有できる形に
入社から5年ほど、工場でロッド製造の業務を担っていました。ロッドの製造には大きく分けて、「材料を切る」、「材料を貼り合わせる」、「巻き付ける」、「焼く」、「研磨して仕上げる」といった5つの工程があります。例えば、カーボンロッドを造り上げるには、マンドレルという鉄の芯棒にカーボンシートの一端を貼り付け、ローリングマシンで温度と圧力をかけながら一定の条件で巻きつけていきます。しかし、この巻き付ける作業では担当者それぞれの絶妙な肌感や感覚に頼る微調整が必要で…まさに職人気質の現場だと考えています。そんな現場で働いていた時、そういった感覚的な一面を現場の全員が共有でき、また次の世代へとシステマチックに伝えられるようにしたいと感じていました。
現在の業務では、そうした現場ならではの特異な一面を理解した上で、現場の皆さんの負荷を考慮しながら受注量をコントロールするよう心掛けています。すべての課題を解決したワケではありませんが、多面的に業務を見極めながら進めることで自身の視野を広げられたかなと感じています。工場の生産数、製造側の受注量を決めることは重責な業務ですが、とてもやりがいを感じています。
今後思い描くキャリア
工場でロッド製造の業務を担当していたときにチームリーダーを経験しました。チーム全員をリードして目標達成に向けて日々の業務を担っていただくことは、やはり非常に難しいことです。「なぜ、この仕事なのか」などといった理由を明確に説明したり、時には自分の感情も交えて説明もしました。チーム一人ひとりの性格もそれぞれ違いますので、一人ひとりを正しく見て、人それぞれにとってベストなコミュニケーションを心がけるようにしてきました。
そういった経験があったからこそ、自分自身が先頭に立ち全員をリードするのではなく、むしろ今後は皆さんをサポートする立場を貫くよう心がけて、現場で働く方々を支えられる存在になりたい、と考えを新たに努めています。
ある一日の流れ
08:30~10:00 | 翌日の計画調整
10:00~11:00 | 生産進捗確認
11:00~12:00 | 材料在庫確認
12:45~13:15 | 会議
13:15~15:00 | 飛び込み生産対応
15:00~17:30 | 生産調整・改善活動